「スターダム」 女子プロ上越で熱戦 華麗な攻防ファン魅了

 女子プロレス団体「スターダム」の上越大会が5日、上越市藤野新田の上越観光物産センターで開かれた。プロレスファンが多く集まり、何度倒されても立ち上がる選手たちに大きな拍手を送った。

 スターダムは2010年に設立された団体。上越市で興行を行うのは初ということもあり、数十人のファンが開場1時間以上前から列をつくって待った。

 試合は3人が同時にリングに上がり、1人が3カウントを奪うまで戦い続ける「スリーウェイバトル」や3対3のタッグマッチ戦など5試合。華麗な連続技や流れるような攻防が繰り広げられるたびに、客席から大きな拍手が何度も起きた。

選手の華やかなコスチュームと笑顔に向け、多くの観客がカメラを向けた

 スターダムによると、今年中に謙信公武道館での興行が決まっているという。同団体のスター選手の一人、朱里さんは「3冠のベルトを巻いて、この地に戻ってくる」と観客に誓いのマイクパフォーマンスをした。

 初めてプロレスを観戦したという上越市の50代の男性は「パフォーマンスが良くて、エンターテインメントとしても最高。また見たい」と話していた。

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