秋元順子の「いちばん素敵な港町」 横浜から始まった人生のパートナーとの思い出

秋元順子「いちばん素敵な港町」ジャケット写真

【東スポ音楽館】2008年に「愛のままで…」で紅白歌合戦に女性歌手で、最年長初出場歌手(61歳6か月)として出場した秋元順子が、5月にリリースした新曲が「いちばん素敵な港町」(作詞・喜多條忠/作曲・杉本眞人)だ。

――新曲はどんな作品ですか

秋元「いろいろな思い出を積み重ねてきた港町での人生を振り返りながら、これからの人生もお互いを思いやり、いたわりあって生きていこうね!という優しさにあふれる人生の愛の歌です」

――秋元さんにとって「いちばん素敵な港町」はどこですか?

秋元「横浜です。若いころからたくさんの思い出がありますが、人生のパートナーと初デートで初めて一緒にお酒をいただいたのも横浜です。結婚後も何度もあの大桟橋のよく見えるホテルに宿泊しました」

――横浜で思い出に残っていることは

秋元「まだ、デビュー前のことですが、大桟橋から10日間(東京→香港→東京)のクルーズ船に乗り、歌を歌ったことは忘れられない思い出ですね」

――一昨年の「たそがれ坂の二日月」、昨年の「帰れない夜のバラード」に引き続いて3作連続で喜多條先生と杉本先生のシングルですね

秋元「3曲とも個性的で、歌う私自身が主役になれるすばらしい曲ばかりです。杉本先生のメロディーには、どこかに洋風なフレーズがあり、共鳴し、アレンジャーにより、さらに心に響く曲となりました。特に今回の『いちばん素敵な港町』は今の私の思いと重なり、胸が熱くなりました」

――今月30日にはバースデーコンサートも予定されている

秋元「1年半ぶりの大きなステージです。新曲とアルバム曲から中心に、オリジナル曲、カバー曲と、魂を込めて歌わせていただきます。お客さまに、喜んでいただけるステージにいたします。メンバー、スタッフともども、皆様のご来場を心よりお待ちしています」

――ファンの方へメッセージをお願いします

秋元「いつも応援ありがとうございます。私たちの業界も本当に大変ですが、今できることを、一つずつ行動に移していきたいと思っています。変わらぬ思いは、ファンの皆様に生の歌声を聴いていただくことです。皆様どうぞお元気でいらしてください」

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