シャツ着て直江津の風景に 上越市「なおえつ うみまちアート」 作品制作の協力者募集 刺しゅうシャツ50人

 上越市直江津地区で今夏開かれるイベント「なおえつ うみまちアート」の実行委員会は、作品制作の協力者を募集している。作家が制作した半袖開襟シャツを可能な範囲で着用し、直江津の風景としてアート作品の一部となるもの。

 同イベントは7月31日(前日祭)から9月26日まで、8組の現代美術作家が直江津の4会場に作品を展示、訪れた人の周遊を促進して活性化を目指す。募集作品を担当する作家は松岡亮さん。刺しゅうのシャツを制作して市民に着用してもらい、その後に回収し、そのシャツを1枚の布の作品に加工して展示する。

 応募の定員は50人で多数の場合は抽選となる。応募資格は在住、勤務先、通学先など直江津と関わりがあり、7月3日の集合写真撮影の参加と9月5日のシャツの返却ができること。

 申し込みは同市ホームページ内のアンケートフォームから、または申込用紙を市企画政策課、直江津学びの交流館、レインボーセンターに提出する。サイズはメンズでSからXLまである。

 また19日午後3時から同7時まで、直江津学びの交流館で試着会を行う。申し込み不要。参加者は30人まで優先的にシャツを配布する。

 問い合わせは同市企画政策課内の同実行委員会事務局(電025・526・5111内線1453、1852、電子メールkikaku@city.joetsu.lg.jp)へ。

© 株式会社上越タイムス社