Rソックスサヨナラ勝ち 澤村はゲレーロJr.に19号を献上

【ブルージェイズ5-6xレッドソックス】@フェンウェイ・パーク

今季メジャー最多の逆転勝利を収めているレッドソックスがまたしてもビハインドをはね返した。澤村拓一がブラディミール・ゲレーロJr.に19号2ランを浴びた直後の6回裏に3点を奪って1点差に詰め寄ると、8回裏にクリスチャン・アローヨが同点の3号ソロ。9回裏にはブルージェイズ5番手のラファエル・ドリスから無死2塁のチャンスを作り、アレックス・ベルドゥーゴのタイムリーで劇的なサヨナラ勝ちとなった。

勝利の立役者となったのは2人のリリーバーだ。1点ビハインドの7回表一死2・3塁のピンチで投入された4番手のジョシュ・テイラーは、キャバン・ビジオと代打ライリー・アダムスを2者連続の空振り三振に仕留めてピンチを脱出。5番手のギャレット・ウィットロックは8回表を打者3人で抑えたあと、同点に追い付いた直後の9回表にエラー絡みで二死満塁のピンチを背負ったが、アダムスをショートゴロに打ち取ってブルージェイズに勝ち越しを許さなかった。

故障者リスト入りの可能性が取り沙汰された澤村は、2点ビハインドの6回表一死1塁の場面で2番手として登板。ボー・ビシェットを1球でセンターライナーに打ち取ったが、ゲレーロJr.にカウント0-2からの3球目、内角高めの速球を捉えられ、メジャー単独トップとなる19号2ランを被弾した。次打者テオスカー・ヘルナンデスはサードゴロに打ち取り、2/3回を投げて1安打1失点。今季の防御率は2.92となった。

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