地元の小中大生、演奏披露 いきいき春日野 ふれあいコンサート

 上越市春日地域の住民組織「いきいき春日野」(長田久夫代表)は13日、上越文化会館で第15回「ふれあいコンサート」を開いた。地元にある小中学校と大学が出演、合唱や吹奏楽の演奏を披露した。

 コンサートは「地域と学校を音楽でつなぐ」をテーマに平成23年から行われている。これまでは春日謙信交流館を会場にしてきたが、コロナ禍のため昨年は中止。今年は密を避けるため、広い上越文化会館に会場を移して実施した。長田代表は「客席は定員の半分だが、上の方の席まで観客が入った。感染対策のために文化会館を会場にしたが、子どもたちにとっては(同館で演奏する)またとない機会になったのでは」と話した。

コンサートの最後を飾った上越教育大吹奏楽団の演奏

 出演は春日小の有志と高志小6年特設音楽部、春日中の合唱部と吹奏楽部、上越教育大の混声合唱団と吹奏楽団で、それぞれ元気のいい歌や演奏を披露した。春日中吹奏楽部の小菅藍部長(3年)は「演奏できる貴重な機会を頂いた。大学生の演奏は参考になるし元気をもらえた」と話した。

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