地域ぐるみで学び支援 学校協働本部が始動 都農

 「町ぐるみ」で子どもの学びを支えるため、地域住民と学校が連携を図る都農町の地域学校協働本部(本部長・中西浩美町教育対策監)の活動が本年度、始動した。第1回会議が10日、町中央公民館であった=写真(町教委提供)。
 同本部の設置は国が推進しており、同町は2019年度設置。実質的な活動1年目となる本年度は5回の会議を予定している。
 同日の会議は、自治会や商工会ら地域代表者と学校関係者ら約15人が出席。豊富な経験や知識を持つ地域住民を学校に派遣する「ボランティアバンク」整備などの具体案を出し合った。
 町教育総務課の山之口忍係長は「地域と学校が互いに知らなかった意見や悩みを共有できた」と話していた。

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