稲佐山に新レストラン 「ITADAKI」7月18日オープン

「稲佐山レストラン ITADAKI」内のイメージ図(ジャパネットホールディングス提供)

 通販大手ジャパネットホールディングス(HD、長崎県佐世保市)のグループ会社「リージョナルコネクト長崎」(長崎市)は16日、同市稲佐町の稲佐山山頂展望台内に、「稲佐山レストラン ITADAKI」を7月18日にオープンすると発表した。有名フレンチレストランで副料理長を務めたシェフが、県内の食材を使った料理を提供する。
 コネクト社は、グループ内の飲食店の経営・企画、運営などを担当する部門で4月1日に設立。「ITADAKI」は同社が手掛ける最初のレストランで、今年3月に閉店した「ひかりのレストラン」跡の2階に開業する。

山口翼シェフ

 シェフは五島市出身の山口翼氏(31)。フレンチレストラン「ラ・ターブル・ドゥ・ジョエル・ロブション」(東京)に入社後、米ニューヨークの店舗で副料理長を務めた。2024年開業を目指す「長崎スタジアムシティ」(同市幸町)のホテルで総料理長を担う予定。
 料理は県産食材を使ったトルコライス、五島うどんの冷製ジェノベーゼ、長崎和牛のステーキなどがあり、価格帯は一品料理が700円から。店内の座席数は61。テーブル席のほかカップルシート、最大8人が利用できる個室もある。営業は午前11時半から午後11時。ランチ、カフェ、ディナータイムがある。
 同HD広報は「県内の食材を使った料理や稲佐山からの景色を通して、訪れた人がわくわくするようなおもてなしで迎えたい」としている。

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