全国高等学校総合文化祭に糸魚川市内高校生が出場  新聞、将棋部門に3人 激励会で抱負と決意

 文化部門のインターハイ、第45回全国高等学校総合文化祭「紀の国わかやま総文2021」が7月31日から8月6日までの期間で、和歌山県内で開かれる。新聞部門に出場する糸魚川高出版委員会の松木明日香さん(2年)と安田和泉さん(同)、将棋部門に出場する高田高将棋部の小池拓空君(3年)、糸魚川市内高校生3人の出場激励会が15日、市役所で開かれた。

全国高等学校総合文化祭に出場する(前列左から)糸魚川高出版委員会の松木さんと安田さん、高田高将棋部の小池君

 激励会は市内の学校に在籍または市内に住所を有する高校生を対象に実施。規定に基づき糸魚川高の2人には市から激励金が贈られた。

 糸魚川高出版委員会は、昨年の県高校新聞コンクールで優秀賞を受賞、連続出場が決定した。昨年は新型コロナウイルス感染拡大でリモート開催だった。

 松木さんは「他校の生徒と交流する機会はほとんどないので、多くの人とたくさん会話し、たくさんの良いところを学んでこられたら」、安田さんは「1年間出版委員会で活動してきた経験を生かしながら、他校の良さをしっかりと持ち帰ってきたい」と抱負を話した。

 小池君は、県高校文化連盟将棋大会兼全国高校総合文化祭県予選で優勝し出場権を獲得。昨年は出場が決まりながら直前で中止になった。「開催されたら最後の全国大会。将棋を楽しみ、開催に関わる関係者の方に感謝の気持ちを持ちながら精いっぱい頑張りたい」と決意を話した。

 井川賢一教育長はコロナ禍での頑張りをたたえ、「無事開催を祈願している。日頃の成果を発揮し、併せて全国大会を楽しんで糸魚川のPRをしていただければ」と期待した。

© 株式会社上越タイムス社