パドレス劇的勝利 9回に逆転許すも同点弾→サヨナラ弾

【レッズ4-6xパドレス】@ペトコ・パーク

今日からキャパシティ100%でのホームゲームが解禁されたパドレスは、2点リードで迎えた9回表にクローザーのマーク・マランソンがまさかの4失点ノックアウト。しかし、9回裏一死2塁からエリック・ホズマーが6号同点2ランを放ち、さらに一死1塁からビクトル・カラティーニに5号2ランが飛び出し、劇的な逆転サヨナラ勝ちを収めた。レッズは9回裏に登板した2人のリリーバーがいずれも痛恨の被弾。なお、レッズの秋山翔吾に出場機会はなかった。

レッズがウェイド・マイリー、パドレスがジョー・マスグローブとともに今季ノーヒッターを達成している投手同士の投げ合いとなった一戦は、マスグローブが7回4安打無失点の好投。一方のマイリーも6回途中までパドレス打線を無安打無得点に封じていたが、6回裏にフェルナンド・タティスJr.に22号ソロ(=両リーグトップタイ)、7回裏にはマニー・マチャドに10号ソロを浴び、パドレスにリードを許した。

しかし、6連勝中と好調のレッズは簡単には終わらず、9回表にマランソンから一死2・3塁のチャンスを作り、カイル・ファーマーの内野ゴロの間にまず1点。さらにタイラー・スティーブンソンに同点タイムリー、ジョナサン・インディアに6号勝ち越し2ランが飛び出し、一気に試合をひっくり返した。ところが、パドレスは9回裏に2本の2ランを放ち、劇的なサヨナラ勝ち。4万人以上の大観衆がつめかけたペトコ・パークは大歓声に包まれた。

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