新型コロナウイルスの影響で昨年開催されなかったYOSAKOIさせぼ祭りについて、長崎県佐世保市の実行委員会は18日までに、2年ぶりに開催する方針を固めた。
祭りは1998年に始まり、西日本最大級のよさこいイベントに発展。2019年は県内外から170チームが参加し、市内14会場で演舞を披露。同年は2日間で約26万5千人の観客を動員した。
実行委によると、2年連続で開催できないと、祭り全体のモチベーションが下がり存亡の機につながると危惧。街を元気にしたいという思いも強く、新型コロナの感染状況を考慮しながら10月22~24日の日程で実施する方針を固めた。
具体的な開催方法、規模、内容などについては協議中。密を避けるため、会場数は前回から大幅に減らす予定。確定次第、順次ホームページなどで公表する。
実行委は「踊り子たちが踊りたがっている。コロナ禍による制限の中でも、踊り子やまちの人たちの笑顔を見たい」としている。
街を元気に 「YOSAKOIさせぼ祭り」 10月、2年ぶり開催へ
- Published
- 2021/06/19 13:00 (JST)
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