今年、創業333年を迎えた長崎県平戸市南部、志々伎町の酒造会社、福田酒造(福田詮社長)で19日、恒例の酒蔵開きが始まり、訪れた日本酒ファンが、昨年末から仕込んだ新酒の試飲などを楽しんだ。20日まで。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で昨年は中止したため2年ぶりの開催。同社が製造した日本酒は、5月に審査結果が発表された全国新酒鑑評会と、英国・ロンドンで開催されたインターナショナル・ワイン・チャレンジでいずれも高い評価を受けた。
酒蔵開きでは、鑑評会などに出品した「長崎美人 大吟醸」などの日本酒の試飲サービスがあるほか、創業当時から現役で稼働している酒蔵の公開などで来場者をおもてなし。同市北部から趣味の仲間と訪れた女性は「試飲で気に入った商品を買った。帰ってから飲むのが楽しみ」などと話した。
高評価の日本酒 試飲、品定め 平戸・福田酒造で酒蔵開き
- Published
- 2021/06/19 23:34 (JST)
- Updated
- 2021/06/20 10:30 (JST)
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