タティスJr.の代役・キムが決勝2ラン 秋山は代打で凡退

【レッズ5-7パドレス】@ペトコ・パーク

パドレスは3点リードの5回表にスター遊撃手のフェルナンド・タティスJr.が負傷交代しただけでなく、3点を失って同点に追い付かれたが、タティスJr.に代わって遊撃に入った金河成(キム・ハソン)が8回裏に4号勝ち越し2ラン。この一打が決勝点となり、7対5でレッズに勝利した。前カードのロッキーズ3連戦でスイープを喫したパドレスだが、これでレッズに3連勝。一方、敗れたレッズは6連勝の直後に3連敗となった。

オープナーに起用したミゲル・ディアスがジェシー・ウィンカーとカイル・ファーマーにタイムリー二塁打を浴びて2点を先制されたパドレスは、3回裏にジェイク・クロネンワースが8号2ランを放って同点。4回裏には二死から満塁とし、マニー・マチャドが走者一掃のタイムリー二塁打を放って3点を勝ち越した。ところが、5回表に2番手ダニエル・カマレーナが捕まり、タイラー・ネークインとエウヘニオ・スアレスのタイムリーで5対5の同点。試合はそのまま終盤に突入した。

パドレスは8回裏二死からトミー・ファムの二塁打でチャンスを作り、打席にはタティスJr.に代わって途中出場していたキム。ここでキムは甘く入ったスライダーを思い切り振り抜き、レフトスタンドに4号勝ち越し2ランを叩き込んだ。9回表は守護神マーク・マランソンが打者3人で抑えて試合終了。なお、レッズの秋山翔吾は6回表に投手の代打として登場したが、外角に外れたチェンジアップを打たされて平凡なセンターフライに倒れた(1打数0安打で打率.226)。

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