「プライスレス」 50万円の“掘り出し物”寄贈

計50万円の値が付いたコンプラ瓶2点

 「オープン・ザ・プライス」でおなじみのテレビ番組「開運!なんでも鑑定団」で計50万円の値が付いたコンプラ瓶2点が、長崎市立山1丁目の長崎歴史文化博物館に常設展示されている。佐世保市の会社員、宇田川健太郎さん(51)が寄贈した。
 2点は幕末から明治期に作られた波佐見焼で、しょうゆを輸出する際に使われた。宇田川さんは約20年前、同市内の骨董(こっとう)品店で1個7千円で買い求めた。
 特にロシア語が記されたほうの瓶は珍しく、評価額は35万円。高価な品だが寄贈にためらいはなかったそう。自らの“掘り出し物”が展示され、多くの人の目に触れる喜びは「プライスレスですね」と宇田川さん。

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