宿泊施設の安全認証 長崎県内全域が対象に 申請受付始まる

 長崎県内の自治体や観光協会などでつくる新型コロナウイルス予防対策認定実行委員会(豊饒英之委員長)は21日から、68項目の感染防止対策を実施済みの宿泊施設を認証する「チーム・ナガサキ・セーフティー」事業の対象地域を県内全域に拡大。申請の受け付けを始めた。
 これまでは長崎、佐世保、雲仙、平戸4市が対象だった。実行委は、長崎大が監修したガイドラインに基づき申請があった宿泊施設を直接訪問し対策を確認。▽浴場や更衣室の定期的な換気▽トイレのハンドドライヤーや共通のタオルの使用中止-など68項目全てを満たせば認証される。
 実行委は21日、民泊などを除く県内約900の宿泊施設にガイドラインや申請書を送付。申請書は実行委のホームページ(https://www.at-nagasaki.jp/safety/)からもダウンロードできる。問い合わせは実行委事務局のJTB長崎支店(電095.824.2431)。

© 株式会社長崎新聞社