阪神・青柳7回1失点で6勝目 防御率1・96はセ・トップ!「自分らしさは出たと思う」

6回のピンチを併殺で切り抜け、笑顔の阪神・青柳

阪神は22日の中日戦(バンテリン)に2―1で快勝。貯金を20に戻し、首位街道をゴキゲンに爆走中だ。

東京五輪代表にも選出された変則右腕・青柳晃洋投手(27)が7回4安打1失点の投球内容でチームトップの6勝目をマーク。代表のチームメート・大野雄との投げ合いを制し、防御率はついにリーグトップの1・96。身上とするゴロアウトを量産する投球術も冴えわたった。「自分らしさは出たと思います。(1点台に乗った防御率は)あまり意識していなかったのですが、改めて数字を言われてみると結構すごいですね」とヒーローインタビューではおどけてみせ、虎党から大喝采を浴びた。

6回一死一、三塁の場面では高橋周を遊ゴロ併殺打に切って取り、この日最大のピンチから脱出。「(女房役の)梅野さんがマウンドに来てくれて『どう攻めるか』話し合ったことが最高の結果に結びついた。今後も先発として少しでも長いイニングを投げて勝ちに貢献したい」とした青柳。もはや虎のエースと呼んでも過言ではない。

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