1日1組のぜいたく空間 ランチとディナー 貸し切りで提供 三和区神田林富永邸内 カフェ ハヤシ

 三和区神田の「カフェ ハヤシ」(林富永邸内)は、1日1組限定の貸し切りランチ、ディナーを始めた。庭を眺めながら、最大6人で食事を楽しむことができる。

 新型コロナウイルスのワクチン接種が進む中、記念日やお祝い、ビジネスシーンで会食需要が生まれると想定し、導入を決めた。料理は料理研究家で食空間コーディネーターの酒井里香さん。食事は季節の素材と「発酵」、長野県の特産、ニジマスや「信州サーモン」がテーマ。

 富永家の先代当主は長野県の水産業に長く携わり、ニジマスや信州サーモンの普及、養殖技術の発展に力を尽くした。酒井さんは長野県で長く暮らし、料理を研究してきた経験から、メーンの食材に取り入れた。ニジマスは骨ごと食べられるほど軟らかく甘露煮にした。信州サーモンは「脂の乗りの良さをお刺し身で確かめてほしい」と話す。

庭を見ながら貸し切りでランチを楽しめる(料理はイメージ)

 ランチは月曜から木曜の午前11時から午後2時まで。1人3000円(税込み)と5000円(同)の2コース。5000円のコースは信州サーモンの刺し身が楽しめる。ディナーは月曜から水曜の午後5時から同7時まで。価格は相談に応じる。

 予約は来店日の7日前までに「カフェ ハヤシ」ホームページまたは電話(025・532・2602)で。

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