大村「夏越まつり」 2年連続神事のみ開催 花火大会は今後判断

 長崎県大村市の夏の風物詩「おおむら夏越まつり」について、主催する同まつり協賛会の三役会は22日、新型コロナウイルス禍を受け、今年の開催を昨年同様、神事のみとすることを決めた。
 三役会には協賛会長の園田裕史市長のほか、副会長やまつり実行委員長らが出席。新型コロナ感染拡大防止の観点から、神事のみの開催を決めたという。園田市長は取材に「何をどこまでできるのか考えてきたが、さまざまな意見を総合的に判断した」と述べた。
 まつりの一環で開かれている花火大会に関しては、市観光コンベンション協会が今後、判断する。
 夏越まつりは毎年8月2、3日に開催。JR大村駅前の通りに出店が立ち並ぶほか、約1800人が一斉に踊る「夏越総踊り」などがあり、例年約12万人が訪れている。

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