【陸上】桐生祥秀 不安抱える右アキレス腱「完全には治ってはいない」 日本選手権に影響は…

桐生祥秀

陸上男子短距離の桐生祥秀(25=日本生命)が23日、オンラインで会見を行い、東京五輪代表選考会を兼ねた陸上の日本選手権(24日開幕、大阪・長居)に向けて自身のコンディションについて言及した。

桐生はかねて右アキレス腱に違和感を訴えており、症状について「完全には治っていない状況」と説明。続けて「(今月6日の)布勢(スプリント)以降、ほぼ練習というか走り込みはできていないけど、しっかりと明日、明後日の3本(予選、準決勝、決勝)走って結果を残していきたい」と話した。

一方、布勢スプリントでは山県亮太(29=セイコー)が日本記録を更新する9秒95をマーク。多田修平(24=住友電工)も10秒01と自己新を出した。

また、サニブラウン・ハキーム(22=タンブルウィードTC)や小池祐貴(26=住友電工)の9秒台スプリンターにケンブリッジ飛鳥(27=ナイキ)といった実力者が一堂に集まる大一番で、桐生は本来の実力を発揮できるのか。

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