FW浅野拓磨がドイツ1部ボーフムと3年契約 5月にパルチザンを途中退団

浅野拓磨

ドイツ1部ボーフムは23日、日本代表FW浅野拓磨(26)と2024年6月末までの3年契約を結んだと発表。ドイツ誌「キッカー」など各メディアも報じた。

同誌によると、浅野が2016年にイングランド・プレミアリーグのアーセナルと契約した後にレンタルに出され、ドイツのシュツットガルトやハノーバーでプレー。19年には完全移籍でセルビア1部パルチザンに入団するもシーズン終了間際の5月に退団し、新天地を探していたという。

今季の浅野はリーグ18得点をマークしながらも、給与未払いなどを理由にシーズン途中にパルチザンを退団。トルコ1部トラブゾンスポル入りが地元メディアで報じられていたが、契約には至っておらず、日本代表のには「所属なし」で参戦していた。

その一方で、パルチザン側は退団した浅野について、契約不履行などを理由に徹底抗戦の構えで法廷闘争を行う方針を表明。他クラブに移籍する場合には違約金として300万ユーロ(約4億円)を要求すると報じられている。同誌では、浅野とパルチザンの〝トラブル〟はどう解決するのか。今後の動向が気になるところだ。

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