【J1神戸】古橋ついに〝覚醒〟初のハットトリックで得点ランクトップに浮上

古橋亨梧

J1神戸は23日、本拠地で最下位の横浜FCに5―0で快勝し、4位に浮上した。日本代表MF古橋亨梧(26)がプロ初のハットトリックを達成した。

古橋は1―0で迎えた前半31分に元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(37)からのパスを受けてゴールを決め、続く34分には元日本代表MF山口蛍(30)のアシストで2点目を決めると、後半17分にはMFセルジ・サンペール(26)のスルーパスからゴールネットを揺らし、ハットトリックを達成した。

「アンドレスから素晴らしいパスが来たし、蛍さんからのパスは押し込むだけだった。(3点目は)セルジの動きを見て良いパスを引き出せた」と振り返った。これで13得点とし、シーズンの折り返しとなる19試合目にして昨季のゴール数に並び、J1得点ランキングのトップに浮上した。

古橋は「素直にうれしいんですけど、シーズンが終わってからトップに立っていられるように覚悟を決めていきたい」とし「ゴールを決めるために動きを意識し、磨き続けていくことが僕の使命だと思う」と決意を語った。日本代表としても存在感を高めており、リーグ後半も、さらなる活躍が期待できそうだ。

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