元巨人・ガルシア20号 元中日・ロドリゲスは初セーブ

【アスレチックス3-5レンジャーズ】@グローブライフ・フィールド

レンジャーズは元巨人のアドリス・ガルシアが2本のアーチを放つ活躍を見せ、地区2位のアスレチックスに5対3で勝利。アスレチックスとの4連戦は第3戦を終えて2勝1敗となった。ガルシアはこの試合の2本を加えて今季20本塁打に到達。ア・リーグではブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)と大谷翔平(エンゼルス)の23本塁打に次ぐ3位タイの数字となっている。また、元中日のジョエリー・ロドリゲスは9回表を無失点に抑え、メジャー初セーブを記録した。

「3番・センター」でスタメン出場したガルシアは、1点リードの6回裏にセンターへの19号ソロを放つと、逆転されたあとに再逆転して1点リードで迎えた8回裏には貴重な追加点となる20号ソロ。4打数2安打2打点の活躍でチームの勝利に貢献した。今季ここまで64試合に出場して打率.276、20本塁打、52打点、7盗塁、OPS.860をマークし、ア・リーグの新人王レースの先頭を走っているガルシア。今季20本塁打到達はア・リーグではゲレーロJr.、大谷、マット・オルソン(アスレチックス)に続いて4人目、メジャー全体でも6人目となっている。

ロドリゲスは2点リードの9回表に4番手として登板。簡単に二死を取ったあと、チャド・ピンダーに内野安打を許したが、マット・チャップマンをサードゴロに打ち取って試合を締めくくった。今季はここまで23試合に登板して1勝3敗1セーブ、7ホールド、防御率5.91と苦しいシーズンになっているが、メジャー初セーブをきっかけに調子を上げていきたいところだ。

なお、元DeNAのスペンサー・パットンも2番手として7回表無死2塁の場面で登板。打者1人を抑えたあと、タイムリー2本を含む3連打を浴びてマウンドを降りた。今季の成績は8試合に登板して1ホールド、防御率1.35となっている。

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