30日から接種券発送 64歳以下市民対象、12歳まで拡大 糸魚川市

 新型コロナウイルス感染症のワクチン接種について、糸魚川市は23日、12歳以上64歳以下の市民に30日から接種券を段階的に発送すると公表した。国の指針に合わせ今回、接種の対象年齢を12歳まで広げた。接種券が手元に届いた人から順次予約できる。

 市新型コロナウイルスワクチン接種推進室によると、発送予定日は60~64歳および基礎疾患のある12~59歳が6月30日、基礎疾患のない55~59歳が7月5日、同50~54歳が7月12日、同45~49歳が7月19日、同40~44歳が7月26日、同16~39歳が7月30日。12~15歳について市は8月以降を予定し、全対象者の完了は11月末を想定している。

基礎疾患の申し込み受け付け

 12歳以上59歳以下で基礎疾患のある人に対して接種券を優先的に送付するため、市は基礎疾患の申し込み受け付けを開始した。申し込み完了後、30日から順次接種券を発送、届いた人から予約できる。

 申し込みはインターネット(市ホームページ内からリンク可能)または市予約センター(電025・552・1400、平日午前9時~午後6時)で行う。受付期限は30日午後5時まで。

65歳以上の接種率50%に

 先行して行われている65歳以上の接種率は23日現在、対象者約1万6500人に対し、1回目終了が8271人(約50%)、2回目終了が2634人(約16%)となっている。

 接種全般に関する問い合わせは同接種推進室(電025・552・1511)へ。

© 株式会社上越タイムス社