ソフトバンク連敗 工藤監督「安心して見てもらえるように立て直す」6月は20試合中11試合が2点以下

ソフトバンク・工藤監督

打線が波に乗り切れない。ソフトバンクが26日の楽天戦(楽天生命パーク)に2―3で敗戦。連敗となり同率で並ぶ首位のオリックス、楽天と2ゲーム差になった。

初回、相手先発のルーキー・高田孝が真砂への危険球で退場となり降板。楽天ベンチがスクランブル態勢での継投となる中で、2番手・西口を打ちあぐねた。栗原のソロ本塁打で1点を返したものの、5回まで投げ切られてプロ初勝利をプレゼントしてしまった。

前夜の1点に続き、この日も打線が2点で楽天に連敗と貧打が目立つ。これで6月は20試合のうち11試合が2点以下。1―1での引き分けが5試合あるなど打線が投手陣を援護できていない。

工藤監督は「敗戦の責任は将にあり、と思っている。僕自身もいろいろ考えて、コーチに動いてもらわないといけない時もあるし、ヘッドにも動いてもらわないといけない時もあるし。みんなで策を考えてまた明日に臨みたい」と前を向いた。

その上で「マラソンで言えば20キロ過ぎたという所ですから。まだまだ挽回のチャンスはある。うちはここで終わるようなチームじゃない。ファンの皆さんにも安心して見ていただけるように、またしっかり立て直してやっていきたい」と力を込めた。

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