中日・根尾が連続無安打を26打席でストップ 幸運なポテンヒットにも「ホッとしました」

7回に「6月初ヒット」を放った中日・根尾

ついに長いトンネルを抜けた――。打撃不振に陥っていた中日・根尾昂内野手(21)が27打席ぶりに安打を放った。

27日の広島戦(マツダ)に「8番・左翼」で13試合ぶりの先発出場。相手先発・森下の前に2回の第1打席は空振り三振、5回の第2打席は見逃し三振に倒れたが、7回の第3打席だ。

果敢に初球のチェンジアップをフルスイングすると、詰まった打球が中前へポトリと落ちるラッキーなヒットとなった。

5月28日の日本ハム戦(札幌ドーム)以来、スコアボードに6月初の「H」のランプを灯した根尾は「ホッとしました」と安堵の表情を浮かべつつも「やることは変わらないので、これからもしっかり準備したいです」と気を引き締めた。

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