サッカー現役選手の移籍金相場「世界最高額」はフォーデンの250億円

フィル・フォーデン(ロイター)

サッカー界における移籍金相場の現役世界トップに意外な選手が躍り出た。

国際サッカー連盟(FIFA)の関連機関であるスポーツ研究国際センター(CIES)が、現役サッカー選手の移籍金の価値を算定して発表。最高額はイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティーに所属する同国代表MFフィル・フォーデン(21)で1億9020万ユーロ(約250億円)となった。

フォーデンは今季の公式戦で16ゴール10アシストと大ブレークしてリーグ制覇に貢献し、指導する名将ジョゼップ・グアルディオラ監督(50)も世界最高の才能と称賛。イングランド代表でも次期エースと目され、現在は欧州選手権でも存在感を放っている。

今夏の移籍市場ではドイツ1部ドルトムントのノルウェー代表FWエーリングブラウト・ハーランド(20)やフランス1部パリ・サンジェルマンの同国代表FWキリアン・エムバペ(22)らが注目されているが、ハーランドは4位、エムバペは12位にとどまった。フォーデンは世界最高峰のプレミアリーグでの実績が加味され、今後の伸びしろなども踏まえてスーパースター候補として世界最高額評価となったようだ。

今後もその評価に見合った活躍が見せられるかフォーデンのプレーに注目が集まる。

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