パリSGが78億円でインテルからDFハキミ獲得へ

アクラフ・ハキミ(ロイター)

フランス1部パリ・サンジェルマンがイタリア1部インテルからモロッコ代表DFアクラフ・ハキミ(22)を獲得することが確実になったと同国メディア「モロッコ・ワールドニュース」が伝えている。

同メディアによると、サイドバックの補強を目指してきたパリSGは、インテルとハキミの移籍で合意し、近日中にも正式発表するという。移籍金はサイドバックとしては超破格の6000万ユーロ(約78億6000万円)で優勝ボーナスとして最大1000万ユーロ(約13億1000万円)のオプション付きで、ハキミとも5年契約にサインする準備が整っている。

ハキミはスペイン1部レアル・マドリードの下部組織出身でドイツ1部ドルトムントへのレンタル移籍を経て2020年にインテルに移籍。公式戦45試合で7得点11アシストをマークし、リーグ優勝に貢献し、評価を高めていた。イングランド・プレミアリーグのチェルシーも関心を示していたが、パリSG入りで合意したという。

インテルは親会社の中国・蘇寧グループが新型コロナウイルスの影響で経営難に陥っており、クラブ財政もひっ迫しており、ハキミら選手売却を進めている。

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