ごみ分別 きちんと 榎原小児童、環境問題学ぶ

ペットボトルのラベルやキャップなどを使って、ゴミの分別を学ぶ児童たち

 日南市・榎原小(前田一幸校長、34人)の3、4年生13人は23日、環境問題を考えるワークショップを行った。ごみの分別やリサイクルなどを学び、環境意識を高めた。
 市美化推進課職員ら3人が来校し講師を務めた。「燃えるごみを何に入れて出すか」「どこに出すか」など基本的な質問を投げ掛け、ごみ処理の手順などを説明した。市クリーンセンターでのごみ処理の様子を収録したDVDも視聴した。ごみが運ばれてきてからの流れを映像で紹介した。
 ごみが増えると困ることとして「捨てる場所がいっぱいになる」「二酸化炭素が増える」などと指摘。「繰り返し使えるものは使う」「ごみを減らす」「修理しながら長く使う」ことなどの大切さを訴えた。
 児童たちはペットボトルを使ってごみの分別も体験した。河野颯介君(9)は「リサイクルすることで二酸化炭素を減らし地球温暖化を防ぐことができる。自分もそれを行い、家族にも知らせたい」と話していた。

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