超異例!ソフトバンク・工藤監督 敗戦後に1時間コーチミーティング開催「事を起こさないと」

遂に動いたソフトバンク・工藤監督

ソフトバンクは28日の西武戦(京セラ)に2―5の逆転負けを喫し、4連敗となった。貯金が0となり、勝率5割の3位でロッテ、西武に並ばれた。

試合直後、工藤公康監督(58)は異例とも言える1時間に及ぶコーチミーティングを開いた。「ここからやり直し。まずは自分たちがいろいろ考えて、選手にいいアドバイスができるように。まずは自分たちが事を起こさないといけないということで、ミーティングをさせてもらった。このタイミングがいいかなと思って、僕の方から開かせてもらった。決して後ろ向きではなく、ここからやり直しということで」と意図を説明。「選手は精いっぱいグラウンドでやってくれればいい。練習の方法も意図をしっかりと伝えてやってもらう。1つの境ということで、前向きに捉えてもらえれば」と勝率5割というラインを1つの節目と捉え、首脳陣で苦境打破へ行動を起こした。

前半戦の大きな正念場を迎えている鷹。王者の底力が試される。

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