レッズ大勝で貯金1 秋山翔吾は3打数0安打で途中交代

【フィリーズ4-12レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

レッズは試合終盤に打線が奮起してフィリーズに逆転勝利。ニック・カステヤーノスが15号逆転グランドスラムを含む5打数3安打7打点の大活躍を見せるなど、打線は12安打12得点を記録し、終わってみれば12対4の大勝となった。レッズ2番手のヒース・ヘンブリーが1イニングを無失点に抑えて今季2勝目(3敗)をマークし、レッズは再び貯金生活に突入。一方、敗れたフィリーズはリリーフ陣が大誤算で、3番手ネフタリ・フェリースが今季初黒星(0勝)を喫した。

2対2の同点で迎えた5回表にアレック・ボームとロナルド・トレイエスのタイムリーで勝ち越され、2点のビハインドを背負ったレッズだったが、7回裏に二死満塁のチャンスを作り、カステヤーノスの15号グランドスラムで一気に逆転。8回裏には打者一巡の猛攻を見せ、ジョナサン・インディアのタイムリー、カステヤーノスのタイムリー二塁打、ジョーイ・ボットーの9号ソロに相手のミスも絡んで一挙6得点のビッグイニングとなり、勝利を決定づけた。

レッズの秋山翔吾は右手首痛のタイラー・ネークインに代わって急遽「5番・センター」でスタメン出場。出場機会増に向けてアピールする絶好のチャンスだったが、ピッチャーゴロ、四球、空振り三振、ファーストゴロで3打数0安打1四球に終わり、8回表開始時のダブルスイッチに伴ってベンチに退いた。今季の打率は.214、OPSは.534に下落。ネークインの欠場で巡ってきたチャンスをモノにすることはできなかった。

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