レンフロー決勝弾でRソックス逆転勝利 澤村拓一4勝目

【ロイヤルズ5-6レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

レッドソックスはハンター・レンフローが6回裏の勝ち越し弾を含む2本塁打を放つ活躍を見せ、6対5でロイヤルズに勝利。一時は1対5と4点のリードを奪われたが、今季メジャー最多となる26度目の逆転勝利を収めた。レッドソックス2番手の澤村拓一は1回1/3を無失点に抑える好リリーフを見せ、今季4勝目(0敗、防御率2.56)をマーク。敗れたロイヤルズは2回までに3本塁打で5点を奪ったが、投手陣が踏ん張り切れなかった。

試合は序盤からアーチ合戦となり、1回表にカルロス・サンタナが13号3ラン、1回裏にエンリケ・ヘルナンデスが8号先頭打者アーチ、2回表にマイケル・A・テイラーが6号ソロ、ウィット・メリフィールドが7号ソロ、2回裏にボビー・ダルベックが10号ソロを放ち、2回を終わってロイヤルズが5対2と3点をリード。しかし、レッドソックスは4回裏にレンフローの10号2ランとマイケル・チェイビスのタイムリーで同点に追いつき、6回裏に飛び出したレンフローの11号ソロが決勝点となった。

澤村は6回表二死1塁の場面で2番手として登板。メリフィールドをサードゴロに打ち取り、まずは6回表を無失点に抑えた。7回表も続投し、先頭のホルヘ・ソレアーにヒットを許したものの、続くサンタナはセカンドへの併殺打。さらにサルバドール・ペレスを低めへのスライダーで空振り三振に仕留め、この回も無失点に抑えた。6回裏にレンフローの勝ち越し弾が飛び出したため、今季4勝目をマーク。前回登板は一死も取れず3四球で降板したが、汚名返上の好リリーフを見せた。

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