【新型コロナ】感染と変異株、同時に検査 横浜のベンチャーが試薬開発

ダナフォームが開発した検査試薬

 理化学研究所発のベンチャー企業「ダナフォーム」(横浜市鶴見区)は28日、新型コロナウイルスへの感染と変異株感染を同時に調べることができる新たな検査試薬を開発したと発表した。従来の試薬では、感染の有無を調べた上で、あらためて変異株の検査をする必要があった。

 同社の林﨑良英代表取締役らが県庁で会見した。開発した試薬を使うと2時間程度で結果が分かる。一般的な検査手法に同社独自の技術を組み合わせた。今後、新たな変異株が確認された場合も対応できるという。

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