巨人・原監督 乱戦 “演出” した投手陣に注文「あまりやりたくないゲームですね」

終盤に勝利を呼び込む投球を見せた巨人・鍵谷

巨人・原辰徳監督(62)が今季初の8連勝も、投手陣に注文を出した。

29日の広島戦(東京ドーム)を11―8で制した指揮官は「ゲームそのものはね、4番がああいうところ(8回)で決めて勝てたというのはいいんですけど」と前置きすると「あまりやりたくないゲームですね。先発投手もね、勝負イニングの2回、あるいはリリーバーも、勝負イニングだと思ってる5回。これ、いずれも四球からというのがね、なかなかゲームそのものが締まらない」と先発・サンチェス、2番手・戸根とも、先頭四球から失点につながったことに苦言を呈した。

巨人が7四球、両軍合わせて14四死球の大乱戦。そんな中でも「(5番手)鍵谷がね。あの辺でしっかり締めてくれたというので、最終的にこういう結果にやや近づいていったのかなという気がしますね」と1回1/3をパーフェクトで抑えた右腕に最敬礼だった。

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