お祭り男が魅せた。ソフトバンク・松田宣浩内野手(38)が30日の西武戦(北九州)で6試合ぶりの一発を放った。
4―0の3回二死二塁から左翼席上段へ9号2ラン。リードを広げる一打に「打ったのはスライダー。(東浜)巨を援護できてよかった」。
東浜が前回登板した23日のロッテ戦(ZOZOマリン)でもチーム唯一の得点を叩き出す一発を放っていた松田。2週続けて亜細亜大の後輩である右腕を勇気づけた。
この日は球団恒例イベントの「鷹の祭典」。今年最後となる北九州でのゲームで「お祭り男」がおなじみの「熱男~!」を響かせた。赤が映える特別ユニホームを来て躍動した松田は「球場も心も体もユニホームも真っかっか」と、有観客パワーに感謝した。
打線はこの試合前まで4戦連続で2得点以下と低迷していたが、5回までに13安打9得点。地元ファンの不安を払拭する猛打を見せている。