森保ジャパンが戦うカタールW杯アジア最終予選の組み合わせ抽選会が1日に行われ、オーストラリア、サウジアラビア、中国、オマーン、ベトナムと同じB組に入った。
日本代表の森保一監督(52)は抽選終了後に行われたアジアサッカー連盟(AFC)のインタビューで「非常に力のあるチームばかり」と対戦国の印象を語ったうえで「たくさんの選手が日本のために戦う準備をしている。レベルの高いポジション争いをしているので選ぶのが大変。そのときのベストなメンバーを選ぶ」とチーム内でシ烈な競争が繰り広げられている現状を強調した。
その中でカギを握るのが東京五輪に臨む世代。「五輪に向けて若い選手が成長してきてチーム全体の層に厚みが出てきた」とMF久保建英(20=レアル・マドリード)やMF堂安律(23=PSVアイントホーフェン)らを始めとする若手の台頭に大きな期待を寄せた。
そして「一戦一戦、目の前の試合に向けて最善の準備をして勝利に向かって戦う。当たり前のことを実践していく」と指揮官。7大会連続のW杯出場へ、いよいよ森保ジャパンの激闘がスタートする。