「日本と同組の方がマシだった」 韓国がカタールW杯アジア最終予選A組入りに“嘆き節”

大エースのソン・フンミンを擁する韓国だが…(ロイター)

〝中東地獄〟に嘆き節…。カタールW杯アジア最終予選の組み合わせ抽選会が1日、マレーシア・クアラルンプールで行われ、韓国はイラン、UAE、イラク、シリア、レバノンと同じA組に入った。

韓国紙「スポーツ京郷」は「地獄に落とされた」と抽選結果を報じた。というのもA組は韓国と中東勢という構図となった上に、同組最強のイランとの相性も最悪。過去の対戦成績は、9勝13敗9分けと負け越している上に、直近6試合では4敗2分けと未勝利だというのだ。しかも敵地では未勝利でこの直近6試合のドローもホームでのものだった。それだけに「同じポッド1ならイランより日本の方がマシ」との声もあるというが、後の祭りだ。

4月21日に東京五輪の組み合わせ抽選会があったときとは対照的なリアクション。日本は1次リーグでメキシコ、フランス、南アフリカと同組となった一方で韓国はニュージーランド、ホンジュラス、ルーマニアと相手に恵まれて歓喜していたが、W杯最終予選の組み合わせは運に見放されたようだ。

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