赤ヘル主砲にエンジンがかかってきた。広島は２日の阪神戦（マツダ）に７―１で快勝。４番・鈴木誠也（２６）が打の立役者となった。
２回に阪神のエース・西勇から２試合連続となる先制の１２号ソロを放つと、これで打線が爆発。チームは一気に４―０とリードを広げた。さらに二死満塁でこの回２度目の打席が回り、走者一掃の３点適時二塁打。２安打４打点と４番にふさわしい働きで、２０歳の先発・玉村のプロ２勝目を強力にアシストした。
そんな後輩左腕の２人で上がった本拠地・マツダスタジアムでのお立ち台では、１万６４３０人の鯉党を前に「ここまでふがいない試合ばかりで、ファンのみなさんを悲しませている試合はたくさんありましたけど…」とまずは最下位に低迷する現状を陳謝。「これからは皆さんを喜ばせるプレーをして、前みたいにすごい声援をもらえるように。これまではヤジばかりなので、少しはいい声援をもらえるように」と決意表明し、喝采を浴びていた。
