高級ホテル「ヒルトン長崎」 11月1日開業 宿泊や婚礼の予約開始

ヒルトン長崎のデラックスルームキング(ヒルトン長崎開業準備室提供)

 長崎市尾上町のJR長崎駅西側に建設中の高級ホテル「ヒルトン長崎」の開業日が11月1日に決まり、今月1日から宿泊や婚礼、宴会の予約を開始した。運営する松藤グループのグラバーヒル(同市)が1日、発表した。
 同社の開業準備室によると、ホテルは鉄骨造り11階建て約2万平方メートルで客室数200、四つのレストラン、バンケット(宴会場)、フィットネスジム、温浴施設、チャペルなどを備える。出島をモチーフにしたインテリアを使用するなど長崎らしさも取り入れている。従業員は約150人。
 MICE(コンベンション)施設「出島メッセ長崎」に隣接しており、MICE利用者やビジネス客、国内外に約1億人いるヒルトン会員らの利用を想定。宴会場、レストランの定員は、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ「柔軟に対応する」としている。
 宿泊料金は変動し、開業する11月は一般的なデラックスルーム(1室2人利用)2万7270円~、エグゼクティブルーム(同)3万8250円~。開業記念企画として早期予約でエグゼクティブルームをお得に利用できるプランがある。
 担当者は「長崎初のヒルトンブランドで新しい長崎を感じていただきたい」としている。問い合わせは同準備室(電050.3506.5959)。


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