レッズ接戦制し2位浮上 秋山は代打で凡退して打率.218

【カブス2-3レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

レッズは2対2の同点で迎えた7回表一死1・3塁のピンチを3-6-3の併殺打で切り抜けると、直後の7回裏にエウヘニオ・スアレスのタイムリーで勝ち越しに成功。この1点を継投で守り抜き、カブスとの接戦を3対2で制した。この結果、レッズは16日ぶりに貯金を2とし、カブスを抜いて地区2位に浮上。11連勝と絶好調の首位ブリュワーズには8ゲーム差をつけられているが、2年連続のポストシーズン進出に向けてここから追い上げていきたいところだ。

クリス・ブライアントの16号ソロなどで3回までに2点を先制されたレッズは、4回裏にジョーイ・ボットーの11号ソロで反撃を開始。5回裏にはタイラー・ネークインが13号ソロを放ち、同点に追いついた。7回表にボットーのエラーから無死1・3塁のピンチを招いたが、ハビアー・バイエズをセカンドゴロ、アンソニー・リゾーを3-6-3の併殺打に打ち取ってピンチを脱出。その裏に無死2・3塁のチャンスを迎え、スアレスのタイムリーで奪った1点が決勝点となった。

決勝打を放ったスアレスは、7回表の併殺打について「あれはジョーイのビッグプレーだった。難しい打球だったけれど、彼が本当にいい仕事をしたよ」と好守を見せたボットーを絶賛。なお、レッズの秋山翔吾は5回裏二死走者なしの場面で先発タイラー・マーリーの代打として登場したが、レフトフライに倒れ、1打数0安打で今季の打率は.218、OPSは.539に下がった。

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