【U―24】森保ジャパンが合宿開始「金メダルに挑む気持ちを強く持って、チャレンジしたい」

森保監督

東京五輪に出場する森保ジャパンが5日から静岡県内で直前合宿をスタートし、森保一監督(52)は改めて新型コロナ禍での大会開催に対する複雑な胸中と金メダルへの意欲を語った。

オンラインで取材に応じた指揮官は「選手の顔を見て、いよいよ始まるんだなという気持ちが強くなった。依然として五輪開催については、いろいろな意見があるというのは自分の中にもあるけど」と五輪を巡る現状に言及しつつ「我々にとっては目標にしてきた金メダルに挑む気持ちを強く持って、選手、スタッフともに思い切ってチャレンジしたい。1日1日のトレーニングを大切に、目の前の1戦1戦に最善を尽くして戦いたい」と悲願の金メダル獲得への思いを力強く誓った。

また、合宿を行う静岡は週末から豪雨災害に見舞われており「静岡で合宿をスタートさせたが、このたびの豪雨災害で静岡県の熱海など多くの皆さんが被災したことにお見舞いを申し上げたい。犠牲になられた方々にはご冥福をお祈りいたします」と被災者の現状にも心を砕いた。

日本サッカー界の悲願である金メダル獲得へ向けていよいよ森保ジャパンが最終調整に入る。

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