左足首靱帯損傷から一軍復帰したソフトバンク・千賀滉大投手（２８）が、６日のロッテ戦（ＺＯＺＯマリン）に先発。注目の初回は、１５０キロ台後半の真っすぐで押したが、一死から連打を浴びて先制点を献上した。
先頭・荻野貴に初球１５８キロの真っすぐで入り、４球すべて１５０キロ台後半の直球で勝負。最後は力ない中飛に仕留めて１つの目のアウトを取った。だが、２番・藤原に左中間を破られる三塁打でピンチを招くと、続く中村奨には左翼フェンス直撃の二塁打で先制を許した。
復帰戦を前に「ここから少しでもチームの力になって、上昇気流をつくっていきたい」と語っていた千賀。気持ちが入り、初回は力みも見られたが、２回は９球で三者凡退。チームも「何とか千賀に勝ちをつけられるように」と一致団結する復帰戦で、気持ちの入った投球が続いている。
