阪神・大山が3週間ぶり9号ソロ 金メダル贈呈されご満悦「自分のスイングできた」

お手製メダルをもらった大山

阪神・大山悠輔内野手が6日のヤクルト戦(神宮)の3回に先制の9号ソロをマークした。

直近5試合で19打数4安打と不振に苦しんでいた虎の主砲だが、3回に先頭打者として打席に入ると、相手左腕・田口の投じた139キロ初球を迷いなく一閃。6月12日の楽天戦(楽天生命パーク)以来、約3週間ぶりとなるアーチを虎党の待つ左翼席へ突き刺した。

ダイヤモンドを一周し自軍にベンチに戻った大山は、チームメートの坂本からお手製の「金メダル」を首にかけられご満悦。「初球から自分のスイングをすることができました。先制することができてよかったですが、まだ1点なので、次も打てるように頑張ります」。長引くスランプに苦しみぬいた背番号3に、ようやく笑顔が戻った。

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