【6日】長崎県内 新型コロナ 90日ぶりに感染者ゼロ

新型コロナウイルス感染者の入院状況(5日午後7時現在)

 長崎県は6日、県内で新型コロナウイルスの新規感染者が確認されなかったと発表した。県内の感染者ゼロは4月7日以来、90日ぶり。県内の累計感染者数は3217人。
 本県では4月下旬から第4波で感染者が急増。5月8日は1日当たり過去最多の65人に達した。同日から長崎市に県独自の緊急事態宣言を発令。同月13日には県内の感染の広がりを5段階で示す独自のステージを最高の「5」(県下全域での急増)に引き上げた。6月に入ると佐世保市で拡大傾向が続いた。
 一方、県は7月6日、ワクチン接種の進捗(しんちょく)状況(4日時点)を公表。65歳以上は県全体で74.5%が1回目を、42.5%が2回目を打ち終えた。高齢者の接種数は県独自で市町に聞き取ったため、国公表分と異なり、市町によっては高齢者施設の従事者を含む場合がある。
 長崎、佐世保両市の2会場で実施している県独自の大規模接種は計1万9801人が1回目を完了。大学や企業が順次始めた職場接種は県内6会場で、計2万7936人が1回目を済ませた。


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