【U―24】ラモス氏が森保ジャパンに激アツエール「ブラジルと決勝で当たってメダルを」

ビーチサッカー専用ピッチ完成セレモニー後に熱弁するラモス氏(右)

日本サッカー協会が7日、千葉市内のJFA夢フィールドにビーチサッカー日本代表の活動拠点となるピッチが完成して愛称を「ピッチ・カリオカ」と命名することを発表した。

7日に完成記念セレモニーが行われ、現役時代は〝カリオカ〟の愛称で親しまれビーチサッカー日本代表監督も務めたラモス瑠偉氏(64)や協会の田嶋幸三会長(63)などが出席。ラモス氏はこの日から合宿を開始したビーチサッカー代表イレブンに向けて「自分の人生を賭けてほしい」とゲキを飛ばした。

その後、取材に応じたラモス氏は「練習できる場所があることがすばらしい。ここが聖地になってくれれば」とビーチサッカー専用ピッチの完成を喜んだ。

また、サッカー東京五輪代表を率いる森保一監督(52)に向けて「絶対にメダルを取れるから自分の力を信じて。絶対取れる!」と目標のメダル獲得に太鼓判。「本人が決勝しか頭にないし、決勝でブラジルを倒して。日本は今そこまで力を持ってきている。日本にはブラジルと決勝で当たってメダルを取ってほしい」と自らの祖国であるブラジルとの決戦を予想し、日本の金メダルに大きな期待を寄せた。

悲願実現のカギは「森保、スタッフ、選手たちも全員信じてやらなきゃダメ。ブレるやつがいたらおかしくなる」と一体感の重要性を強調。そのうえで「今の日本の選手たちを見ていたら取れる。(選手が)海外に出て良いところをピッチ内外で吸収しているから」と欧州組を中心に経験豊富な選手の多さにより、チームが確実に強化されていると分析した。

闘将からの熱いエールが、森保ジャパンを後押ししそうだ。

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