【名古屋場所】白鵬4連勝も今場所初のノーコメント 伊勢ヶ浜審判長「気持ちが前面に出ていた」

白鵬は隆の勝を突き落として4連勝

大相撲名古屋場所4日目(7日、愛知県体育館)、6場所連続休場明けで進退をかける横綱白鵬(36=宮城野)は幕内隆の勝(26=常盤山)を突き落として4連勝。回り込まれて背中を向けるも振り向き、逃れながら土俵際で相手をはわせた。

初日から報道陣の取材に応じていた横綱だったが、この日は今場所初めてノーコメントで会場を後にした。

土俵下の伊勢ヶ浜審判長(61=元横綱旭富士)は「(背中を向ける場面もあったが)しっかり動けていたと思う。気力がないとあのような動きはできないと思う。内容はよくないが、気持ちが前面に出ていた」とうなずいた。

また、4日目を終えて「気持ちがなえていない。動きがいいのでここから勝ち星を積んでいくと、さらにもっとよくなるかもしれない」と分析。3月に手術を受けた古傷のヒザについても「見た限りでは大丈夫じゃないか」と語った。

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