大相撲名古屋場所4日目(7日、愛知県体育館)、初の綱取りに挑む大関照ノ富士(29=伊勢ヶ浜)は幕内大栄翔(27=追手風)を寄り切って4連勝とした。のど輪で起こされるも耐え、呼び込む形になったが、これもしのいで回り込み、相手を土俵外に退け「ギリギリだったけど、白星でよかったかな」と安堵の表情だった。
この日、鳥取では大雨の影響で、わずか半日で1か月分以上の降水量を記録。来日後、鳥取城北高で相撲人生のキャリアをスタートさせた大関は「皆さんに少しでも(自分の)相撲で元気を与えられたらいいなと思います」と語った。