名将モウリーニョ監督がレアルのDFマルセロに興味 愛弟子とローマで共闘へ

長年レアルで活躍してきたDFマルセロ(ロイター)

イタリア1部ローマのジョゼ・モウリーニョ監督(58)がスペイン1部レアル・マドリードの元ブラジル代表DFマルセロ(33)の獲得を検討していると、英メディア「90MIN」が報じている。

同メディアによると、今季からローマの監督に就任した名将だが、左サイドバックのイタリア代表DFレオナルド・スピナツォーラ(28)がアキレス腱断裂の重症で前半戦の出場が絶望的。そこでモウリーニョ監督はRマドリード指揮官時代に指導した愛弟子のマルセロに白羽の矢を立てたという。

Rマドリードと2022年夏まで契約のあるマルセロは昨季から出番が激減。今季は残留する方針だが、シーズン後にはフリーで退団する可能性が高いとみられている。そこで同メディアは「(Rマドリードの)フロレンティーノ・ペレス会長はローマが提供するもの(移籍金)は何でも受け入れる」とし、正式オファーを出せば、獲得は間違いないと伝えている。

実際にRマドリードはサイドバックの人材に苦しんでいない。しかも新加入のオーストリア代表DFダビド・アラバ(29)はサイドバックもこなせる実力者だけに、今季マルセロに頼る場面は大幅に減ることが予想されている。

RマドリードのレジェンドDF〝ロベルト・カルロスの後継者〟と言われたマルセロは、イタリアに向かうことになりそうだ。

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