都民ファ除名の木下富美子都議は疑惑の密状態「投稿を削除」「長期免停のナゾ」

木下富美子都議が事故を起こした交差点

免停期間中に車を運転し、人身事故を起こした木下富美子都議(54)が証拠隠滅に奔走している。都民ファーストの会を除名となった木下氏は都議会に「SDGs東京」なる新会派を届け出て、辞職する気はみじんにもない。それどころか疑惑の証拠を次々と削除しているのだ。

事故発覚後も謝罪会見を開いていない木下氏は、〝自分ファースト〟の動きだけは素早かった。5日に都民ファーストの会を除名されたが、翌6日に都議会に「SDGs東京」の会派届を提出したのだ。

都議選で当選した議員の任期は今月23日から。都議会事務局によると、新会派の届け出に期限はないものの当選結果を受けて、会派の人数別に部屋を割り振る工事に入る。一人会派でも部屋が割り振られるとあって、この慣習を知っている木下氏はいち早く届け出たともいえる。

問題となっている免停中の無免許運転でも本人から詳しい説明はないまま。木下氏は「2月ごろに免停となって、今月2日までが期限と勘違いした」と言い訳しているが、既に先月の都議選告示前から車を運転している姿が目撃されている。木下氏自身もSNSでも愛車のバイクで活動している様子をアップしていたが、いずれもこの数日で削除しているのだ。

さらに150~180日の免停期間だったと推測されるが、地元では「長期間の免停になるとは、よほど前歴が積み重なっていたのか。違反を常習していたということでしょ」「お酒が大好きな人で、酒気帯び運転でもしたんじゃないかとまで、言われていますよ」と臆測が飛び交っている。

いずれにせよ免停中の自動車運転はあるまじき行為。過去、一時停止違反などで免停を食らったことがある埼玉・戸田市議のスーパークレイジー君(34)は「免停中は免許証も取り上げられるので、勘違いするなんてことはないし、運転なんてありえない。クレイジーですよ」と絶句。事故騒動にも居直る木下氏こそ〝スーパークレイジー〟かもしれない。

© 株式会社東京スポーツ新聞社