BTS所属のハイブの株価が4.76%↑ 新MV「Permission to Dance」公開など好感か

韓国の人気アイドルグループ防弾少年団(BTS)が所属する「ハイブ」(旧ビッグヒットエンターテイメント)の株価が4%以上上昇している。

9日、ハイブの株価は終値で、前日比1万2000ウォン(4.76%)上昇となる30万8000ウォンで取引されている。最近3営業日連続で下落していたが突如反発した。

(参考記事:「ハイブ・JYP・SM 韓国芸能大手3社の経営スタイルに変化か 経営者交代やテック導入」)

この日の午後、BTSは、シングルCD「Butter」発売と同時に新曲「Permission to Dance」のミュージックビデオを公開したことが功を奏したようだ。

ハナ金融投資のイ・ギフン研究員は、ハイブの分析レポートをこの日に公開し、「確認すべきストーリーがあまりにもある」とし、「今後2年の間に5〜6のグループ(米国人、日本の男性、韓国の男性(1〜2チーム)、韓国/日本女子(1〜2チーム)がデビューし、8月にはブラックピンクのWeverse入店と、来年のVライブ統合、(米)イサカホールディングスとの相乗(効果)とオフラインコンサート再開が予想される)と述べつつ、「どのように成長するか、簡単に推定することが困難な状況」であると分析した。

イ研究員は、ハイブの4~6月の実績予想について、売上2,339億ウォン(+ 50%YoY)、利益251億ウォン(-16%)とし、でコンセンサス(369億ウォン)を下回るとしつつ、イサカホールディングスの買収負担など反映される結果であると述べた。

続けて、「主な売上にはセブンティーン/ TXT / BTS(日本)カムバックと6月にファンミーティング2回(冬期間BTSウィーバー60%成長)、そしてイサカとの最初のコラボも反映される」とし、「第3四半期は、BTSのアルバム(7/9日)と現在進行形であるビルボードホット100 の6週連続1位、繰延されたMD反映などで834億ウォン(+ 108%)の営業利益が予想される」と分析した。

(参考記事:「韓国ファンド、BTS所属企業ハイブの株式を大量売却…最近の株価急騰で数百億円規模の差益獲得か」)
(参考記事:「BTS所属社「ハイブ」の株価が爆上がり ワクチン接種による公演再開期待で」)
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(構成:KOREA ECONOMICS編集部)

(写真:ハイブのYouTubeチャンネルキャプション)

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