【東京五輪】「学校連携」茨城から3日連続でコロナ陽性者

聖火リレー関係者からまたも陽性者が…

東京五輪・パラリンピック組織委員会は10日、聖火リレー関係者から新たに2人の新型コロナウイルス陽性者が出たことを発表した。

組織委によると、1人は隊列内で演出を担当し、もう1人は土浦市で車両侵入対策業務にあたっていた30代男性。その他の情報は非公開としている。

組織委は報告があった感染案件を毎日、公式ページ上で公表。8日にも聖火リレー現地送迎の運転手から感染者が出た報告を受けており、これで茨城から陽性者は3日連続の報告となった。

茨城県では地元の小中学生に観戦の機会を与える「学校連携観戦プログラム」を実施予定。1都3県(東京、千葉、埼玉、神奈川)に続き、北海道、福島も無観客が決定する中、茨城の「学校連携」についても「中止にしてほしい」との意見が相次いでいる。

家族からは、かねてより「子供を介して感染が広がるのが不安」との声が出ており「学校連携」のみの観戦となる茨城県の動向に注目が集まっている。

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