福島1Rで障害馬が〝快挙〟 6年越し勝利で「JRA史上最長勝利間隔」の珍記録達成

福島1Rを圧勝したブルーガーディアン

11日の福島1Rで偉大?な記録が達成された。その主役はブルーガーディアン(牡9・鈴木慎)。

出遅れて最後方からの競馬になったが、徐々にポジションを上げると一気のマクリから10馬身差の圧勝。この障害初勝利は2014年12月の未勝利勝ち以来となる6年6か月28日ぶりの白星で、ペルーサの5年3か月8日を大きく更新する「JRA史上最長勝利間隔」となった。

2017年8月に障害デビューして39戦目での初勝利。その間、一度も落馬競走中止のない〝超安定株〟。「9歳でも馬は若々しいし、頭が下がりますね。今日は展開も向いたとはいえ、とにかく飛越が安定している。上のクラスに上がっても〝無事故無違反〟で頑張ってほしいね」と鈴木慎調教師は落馬ゼロ継続に期待していた。

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